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出張のおとも
「仕事で6日間出張に行くので精油を持っていきたいの」
施術のときは「ヒノキ(木部)」で!」という、友人からのリクエスト。仕事でほぼ缶詰状態になるらしいので、好きな香りをおともに、がんばりぬきたいとのことでした。
彼女はカメラマン。感性が豊かな分こだわりも強く、細やかな部分にも目が行き届く。現場での撮影は、クライアントの意向を反映させながら臨機応変に対応していくことが求められるので、全神経をはりつめてのぞんでいることでしょう。仕事が終わったあと、慣れないホテルの部屋でもしっかりゆっくりくつろげるよう、自分にとって心地よい空間にするためにも、香りを活用するのは大賛成!
場の気を整える
旅行や出張で宿泊を伴う場合、こんなケースもあります。
ビジネスホテルに泊まったとき、指定された部屋に入ったら何とも変な匂いがして(禁煙室なのに、タバコの匂いのような感じ)、フロントに連絡したら、たまたま別の部屋が空いていたので変更してもらいました。たまたま他の部屋が空いていたからよかったけれど、満室だったら一晩熟睡できなかったと思います。
不特定多数の方が寝泊まりする場所ですから、においや気が残ってしまうこともあるかもしれません。日本産精油のいいところは、ほんのりいい香りですが次の日には匂いもしつこく残らず、次の宿泊客の方にも迷惑をかけずにすむところ。ヒノキは、神社仏閣の建築材料としても使用される清浄感のある香り。場の空気も凛と整いそうですね。
荷物は軽く、香りを楽しむために
前述の友人も、香りを楽しむのはいいけれど、撮影機材が多いため、できるだけ荷物は軽く負担のないようにしたいというご要望がありました。そんなときでも、精油を1本持っていけば十分香りを楽しむことができます。
- ティッシュに一滴たらして振り回す。(お部屋に香りが広がります)
- 振り回したティッシュを枕元や胸元に置いて寝る(ふんわりやさしい香りに包まれて眠りにつけます)
- シャワールームの床に精油を一滴たらしてからシャワーを浴びる(蒸気で香りが広がって、優雅な気分 )
出張や旅行が多い人も、ぜひぜひお気に入りの精油を旅先に連れて行ってみてくださいね!